注目ポイント
- Airbnbの酌量すべき事情ポリシーにより、要件を満たすゲストは新型コロナウイルスの影響でキャンセルをした際に全額返金を受けることができます
- 適用対象となる宿泊予約については、キャンセルポリシーに基づいてホストが受け取るはずであった金額の25%をAirbnbがお支払いします
- 3月14日以降に確定した予約は、新型コロナウイルスに関連する酌量すべき事情ポリシーの適用対象外となります
新型肺炎の影響により、ゲストから届くメッセージは100%返金によるキャンセルばかり。
民泊ホスト様にとって仕方ないとはいえ、うんざりな毎日でしたがAirbnbが一部の予約に関して2億5000万ドルの基金を設立し、受け取り予定金額の25%をホストに補填することを2020年3月30日に発表しました。
キャンセルの影響を受けたホストの方々を支援するため2億5000万ドルを用意
Airbnbの酌量すべき事情ポリシーの適用対象となるのは、2020年3月14日以前に確定し、3月14日から5月31日にチェックインが予定されていた宿泊施設のご予約です。
つまり、新型コロナウィルスの世界的な影響が出始める前に決まった予約でチェックイン日がコロナウィルスの影響で旅行できることが無いだろう5月31日までの予約になります。コロナの影響が出ているにも関わらずゲストが行った予約には適用されませんのでご注意ください。とはいえ、25%でも補填されるのはホスト様にとっては重要な売上になります。キャンセルですので、民泊新法で運用されている場合は180日のカウントに入らない形になります。基金の資金が枯渇しなければおそらく5月31日チェックイン分までの予約というのが6月以降も延長される可能性があるかもしれません。
